フランスで考えるブログ

フランス在住 大阪出身の金融業界フルタイム勤務のわたしの日常生活と頭の中

いい塩梅って難しいっていう話 ~日本里帰り

日本に里帰りしてきました。

フランスで「バカンス vacances 」というと、基本2週間、というイメージがある中、

今回の里帰りは… 4週間!!

 

 

フランス人同僚たちはみんな

「4週間!?よく行けたね(よく承認が下りたねという意味)」と

褒めたたえてくれました(笑)。

 

 

フランス人の感覚でも、4週間のバカンスって長いものの、

「在仏日本人」という理由で

4週間は長いけど、日本に帰るんだったら仕方ない、と思われ、

事務的な承認も結構あっさり下りました。

海外在住日本人あるある、かも。

 

 

 

社内規定で、業務用の携帯電話もラップトップPCもフランス国外に持ち出さないこと

(やむを得ず持ち出す場合は、上長と人事部からの承認が必要)、とあったので、

それを理由に、本当に4週間、仕事関係のことは全くせず。

 

 

 

で、ゆっくりできた、っちゃあできたんです。かなり。

でも、仕事がないと1日のうちでメリハリがなかったな~と実感しました。

 

朝起きて、子どもたちをばたばた支度して登校させ

(大変ありがたいことに、一時的に受け入れてもらえました)、

朝9時から13時半までが自由時間。

 

 

図書館行ったり、コンビニ行ったり、ショッピングモール行ったり。

その時その時で、「行動」をしている時は充実感があるのですが、

1日の終わりに「きょう何をしたっけ?」と考えると、何もしてない感。

手のひらから文字通り、さらさらと時間が流れていく感覚。

そして「あ~ フランスに戻るまであと○○日!!」という焦燥感。

 

 

仕事をしていたら「今日はこれだけやっちゃおう」っていうやりたいタスクを

ひとつずつ消して実行できるのですが、

いざ休暇!ってなると、このタスク自体がぼやけてみえて、結局何もしないっていう。

ああ…いい塩梅って難しい。

 

 

で、フランスに戻ってきて、毎日仕事の日々に戻ると、これまた

「なんでもっと自由時間ないんやあ~」って感じる。

体力的、知力的な集中時間って、4時間くらいが限度なイメージ。

で、それ以上勤務時間がのびると効率が落ちていく感じがします。

ほんと、いい塩梅って難しい。

 

 

実質労働時間4時間で、今と同じお給料がもらえるのが一番の希望です。

 

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あとこれは毎回のことなのですが、

ユーロ→円の通貨レートマジックで、1ユーロ=145円

安い!安い!安い!と思って買い物しまくった結果、

里帰り後半は「そんなに必要なものでもないしな~」なんて吟味し始めて

かなりブレーキがかかりました。

(それでもいつも通り散財しましたが)

 

 

あんなに夢見てた(笑)UNIQLOに行っても、

ジーンズは今履いてるのがまだいけそう、とか

ここで買わなくてもまた買えるかも、なんて思っちゃって、結局大物は買わず。

←そして今激しく後悔中…

 

 

子どもの本も

持って帰るの重いしなー

フランスにも日本語の幼児向け書籍の図書館あるしなー

なんて思って、数冊しか買わず。

←これも今後悔中…

(日本語書籍の図書館は「絶対に行こう」と思いつつ10年たちました(笑))

 

 

手帳の「日本に帰ったらやりたいことリスト」に書いてた

京都御所を中心に散策、とか

平城京平安京をめぐる、とかも、日本にいると急に熱がさめてしまって

結局リストの消込みならずでした。

 

 

これなんなんでしょうね。

一時帰国 Magic ??

 

 

 

今日はここまで。

同じような感覚をもった経験がある方にわかってもらえると嬉しいです。

 

 

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日本に里帰り一時帰国するたびに、

その時に流れてるFM802ヘビーローテーションのメロディが自然と頭に入ってて

フランスに戻ってその曲を聴いて、すごいホームシックになるっていうのも

海外在住日本人(大阪人?)あるあるかも。

 

 

ちなみに、今回はこの曲がホームシックソングになっております。

沖縄出身、っていうプロフィール情報付きで記憶。

ご本人もまさか、

遠く離れたフランスでこんなにこの曲を聴いてるとは思わないでしょう。


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UNIQLOについての熱い想いはこちら ↓

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日本一時帰国からフランスに戻るときに感じる感覚について書いたのはこちら ↓

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