フランスで考えるブログ

フランス在住 大阪出身の金融業界フルタイム勤務のわたしの日常生活と頭の中

インテリア感覚はAirbnbの家を見て磨かれる!と思った話

 

上の子が生まれて、普通のホテルに泊まるよりもキッチン付きのコンドミニアムや、ある程度遊ぶスペースがある宿泊施設に滞在する方が楽になりました。下の子が生まれてからますますその傾向にあります。

 

この冬休み中、2019年〜2020年の年越しも利用し、改めて

「人の家に泊まると、自分のインテリア感覚が呼び起こされ、刺激される!」ことを認識しました。

 

その経緯をご紹介させていただきます。

 

 

Airbnb利用履歴

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我が家では、一泊だけの旅行では基本ホテルを使いますが、2泊以上の旅行になると決まって利用するのはAirbnbです。

最初は、正規の宿泊施設ではないという点がネックでしたが、今となっては完全に偏見。他のユーザーのレビューが見られ、ホストもユーザーもオープンに評価が見られるので、リスクはないと判断して、利用し始めました。

何より子ども連れに適したリスティングが多いのが良い!

 

これまで利用したことがあるのは、毎年夏の里帰り中に行く国内旅行の

沖縄本島

石垣島

和歌山県白浜

 

ヨーロッパの旅行でも頻繁に利用していて、

スウェーデンストックホルム

フランスのリールLille

フランスのブロワBlois

イギリスのロンドン

パリに家族が遊びに来てくれた時のアパルトマンも、同じくAirbnbで。

合計8回

 

 

Airbnbのいいところ

我が家にとって、Airbnbの使い勝手がいいところは、以下の点。

・台所があり自炊ができる

・一般的に、ホテルよりも広くて安い

・子供が夜中起きても複数の部屋があることが多いので、自宅のように寝る組と起きる組に分かれて対応できる

 

 

「インテリア感覚が磨かれる!」と思った経緯

 

「インテリア感覚」というと大袈裟なのですが、たとえば、台所の調理スペースはこのくらいあったほうがいいなあ、とか、シンクの深さはこのくらいがいいなあ、とか。

 

今回宿泊したアパルトマンのキッチン↓ 

このメーカーの電磁調理台は相性が合わずいまいちでした…

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でもシンクの深さと大きさはよかった!

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あるいは、食器棚の中のお皿の収納方法や、お風呂場のタオルの収納の仕方、電化製品の置き方や、写真や絵の飾り方など、わたしが個人的に参考にさせていただいたケースは、数えたらキリがありません。 

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この感覚はどこから?

考えてみると

「自分の家との相違点を見つけて、良い方を選べる」という選択肢にあるようです。

今までは考えつかなかったような選択肢を与えられる感覚。

あ、そうか、これはこうやったらうちでも再現できるかも!

これはやっぱりうちの方がいいなあ…と思ったり。

 

 

観光や出張で宿泊するホテルは整理整頓されていて当たり前、モノが少なくて当たり前なので、生活感が無い。

以前は、そんな生活感がないところから帰宅し、散らかってたりモノの多さに辟易してイライラしていましたが、Airbnbの物件は、基本「ホストの家」なので、そのホストが住んでる形跡があったり(クローゼットに服が入ってる)、また賃貸専用であっても、生活感があるような空間になっています。

 

そのため、旅行後に帰宅した次の週末、Airbnbで学んだ改善点を実行してみる、ことをやってみています。

 

フランス人はめちゃめちゃ気軽に「レストランに行くと高いから、うちで持ち寄ってごはんにしない?」ということがある一方、日本人は家族以外の人を自宅に気軽に招く機会が少なく、今まで「他人の家を見る」機会がありませんでした。

ここ最近は、Airbnbの利用を通じて、新しい選択肢、機会を得ることができるようになりました。意外な発見!

 

 

シェアリングエコノミーの落とし穴 

さて、シェアリングエコノミーの代表格のようなAirbnb

www.tourism.jp

 

いいことずくめのAirbnbのようですが、わたし達が利用した経験から、悪いことも少し伝えさせていただきたく…

 

やはり、ホテルではないので、ある程度それは覚悟しておくべきです。

わたし達が遭遇したケースは、

・調理器具完備とあっても、自分が思っていたものと違った(フライパンひとつとか)

Wifi環境が不安定

・空調、エアコンの不調

・写真で見る限りオシャレなアパルトマンでも、窓から見る景色がイマイチ(工事現場との至近距離など)

 

また、シェアリングエコノミーなので、直前になってホストから「すみませんやっぱりこの予約取り消させてください!」ということもあるかと(このあたりはAirbnbの規律によってコントロールされている物件が多数かと思いますが念のため)。

違う言語圏に行く場合は、緊急時などに、お互い淀みなくコミュニケーションがとれるスキルも必要かと。

 

 

日本では今年2020年の東京オリンピックを機に、Airbnb市場が活況と聞きます。

www.businessinsider.jp

 

もしホストをされている方がいらっしゃれば、このような目線で利用する人がいることを参考にしていただければ、また、これからAirbnbを利用する方には、ぜひこういった目線で楽しんで滞在をしていただければさいわいです。

また、利用する予定がない方も!サイトでリスティングを見るだけでも、意外なインテリアの知恵が湧くかもしれません。

www.airbnb.fr

 

 

今日はここまで。

明日から新学期。また慌ただしい日々が始まりそうです。

おだやかで健やかな一年になりますよう。