フランスの夏は、日本のような猛暑日も一年のうちに数えるくらいしかなく、カラッとした暑さで、本当に過ごしやすいです。
しかし、わたしにとっては毎年憂鬱になる時期でもあります。
それは… 虫刺されのせい!
フランスに来てすぐは、蚊の一匹とってみてもそのサイズにびっくりするくらいで、普通の生活を送る上では支障がなかったのです。
そして、虫との終わりなき戦いの火蓋が切って落とされたのは去年!
2020年は3月から、最高気温が25度を超える日が多くあり、
4月末ごろまでは冬のコートを羽織っているフランス人にとっては
非常に過ごしやすい春夏シーズンでした。
Magnifique!という感じ。
…で、去年は外出規制が出ていた関係で、
ノルマンディの田舎(草むらが多い場所)で4ヶ月過ごした結果、
これでもかと言うほどいろんな虫に刺されまくりました。
外出禁止中の生活についてはこちら↓
蚊はもちろんのこと(都会にいてる小さい蚊からやぶ蚊系のものまで)、フランス独特の「8月虫」(8月によく出るので自己流で勝手にこのように命名、正式には Aoûtat アウタ です)に、
全身30箇所以上は噛まれました。
ほんとに、毎日6個くらい新しいのを発見してげんなりする日々…
何が辛かったかと言うと、
・噛まれた跡がいつまでもかゆく、夜に熟睡できなかったこと、
そして、
・刺された跡が1年近く残ったこと(今もまだ残ってるものあり)
特に「8月虫」は、ダニの一種で
草むらに生息
→ 衣服に付着して
→ 体温が高く柔らかい箇所を噛む(脇の下やビキニラインなど)
→ しかも24時間〜36時間後に刺されたことがわかる、
という恐ろしい習性。
9月のバカンス明けに皮膚科で診察してもらったところ、
どうも体質的に、虫刺されに敏感なアレルギーであることが判明。
虫刺され跡が長く残るのがその証拠だそう。
フランス人に比べ、一般的にキメが細かく皮膚が柔らかいアジア人の肌質なので、刺され易いっていう可能性もあるらしい。
確かに、家族の中でも刺されたのはわたしと娘のみ…
皮膚科の先生のアドバイスと、いろいろと自力で調べた結果、
皮膚にスプレーする虫除け(DEETが25%以上含まれているもの推奨)と、
衣服にスプレーする虫除け
の2本立てで、予防を徹底することにしました。(← イマココ)
それでもどうしても刺されてしまったら(実際に耳の後ろとかスプレーせずに刺された経験あり)、
掻かない、触らないを徹底、
痒みがおさまってきたら色素沈着を抑えるクリームを朝晩塗る、と。
自宅の虫除け&虫刺され対策コレクションはこちら ↓
黄色の PRANAROM というシリーズがお気に入り
経験上、最低気温が13度を上回り始めると、蚊や8月虫は出てきます。
日本の「蚊がいなくなるスプレー」もこちらでは手に入らず
(スプレーなのでAmazonのGlobal便でも買えません…)、
毎日朝晩、せっせと全身と服にスプレーしてます。
フランスでも同じような商品ないのかしら…
地味な対策ですが功を奏しているのか、
また今年のフランスは冷夏ということもあり、
まだ噛まれたのは片手で数えるくらいです。
これ、これから毎年夏が来るたびにずーっとするのか…と
文字通りの「終わりなき戦い」に気が重くなりつつもありますが、
それでも対策ができるだけマシかもしれません。
今日はここまで。
虫刺されに悩まれている方のご参考になれば幸いです。
また、もしこんな対策あるよ!というのがあれば、ぜひお教えください!
この世から虫刺されがなくなってくれ〜!と本気で願いつつ。
夏休みもあと2週間強。
子どもたちの良い思い出づくりに、がんばります〜
去年の夏はこんなことやってました↓ たった1年前のことなのに懐かしい。