フランスで考えるブログ

フランス在住 大阪出身の金融業界フルタイム勤務のわたしの日常生活と頭の中

フランスの時短調理器具を使ってみた!

 

 

 

仕事お迎え家事に追われてるみなさん

夕食の準備、どうされてますか?

週末は、子どもたちが昼寝してくれたりしてる隙に、ちょちょっと支度を始められたりするのですが、問題は平日ですよ平日!

仕事では、極力効率化を求めて(ラクな)業務に就いているのですが、

これを家事にも導入できないか?と考えた結果、

短調理器具の導入にふみきりました。

 

  

短調理器具を探し始めた理由

育児休暇が終わり、子どももそれぞれ、新しいクラスの生活に慣れ、いよいよフルタイムワーキングマザー生活が軌道にのりはじめたとき…新しく問題がでてきました。それは、夕食づくりが恐ろしく面倒!という事実。

自分の作り置きメニューのレパートリーが少なく、また日本のように安価でいろいろな種類のお惣菜が簡単に手に入らないため、うちでは基本、その日の夕食を帰宅後に作る方式です。

 

タイムスケジュールでみると、売れっ子芸能人みたいなスケジュール

17:30               会社出る

18:00               下の子を保育園にお迎え〜パン屋さんで夜ごはん用のバゲット買う

18:20               ★帰宅!

上の子とお留守番してくれていたシッターさんとバトンタッチ

20:00               ★夜ごはんスタート

 

この★と★の間で、怒涛の、自分(と子ども)のお風呂、洗濯機セットに加えて、20時に仕上がるように夜ごはん作り

 

 

途中で主人が帰宅し助けてくれるものの、それぞれ四人が、仕事、学校、保育園で一日を過ごして帰ってきているので、疲れからくるイライラにより、気が短くなっていて、ちょっとでもぐずられると、自分も苛立ってしまいます。

 

 

上の子はなんとか、お風呂のあと唯一のDVDタイムでおとなしく座ってくれているものの、下の子はお母さんにぺったりの時期なので、足元にくっついて、抱っこをせがんだり。そんな状態で、ゆっくりと夜ごはん作りは至難の業。

 

 

ネットの情報で、働くママにおすすめの時短調理器具として、Sharpのホットクックが紹介されているのを見て、うちも欲しいなあ、と購入を検討…したものの、

日本とフランスでは電圧が異なるため、海外仕様の型番を買わなければなりません。

もともと高価なホットクックの値段に対し、海外仕様の型番はさらに3割増しの値段…

 

 

ホットクック購入は諦める 

数週間考えた末、結局購入をあきらめました。

諦めよう!となった決め手は、ホットクックのレシピ集に、フランスで手に入る食材で作れるものが少なかったこと。

ホットクックのイチオシらしいカレーは、うちではファンがおらず…

魚料理系も、日本ほど魚の種類が豊富ではない& 自分でさばかなければならない…

これは買っても運用できなさそう。

 

 

ホットクックを諦めたとはいえ、夜ごはん作りのバタバタはもう嫌〜!

どうにかして文明の利器を活用して、このイライラから解放されたい!

そしてホットクックにかわるような時短調理器具を探し始めました。

 

 

商品選定 ふりだしにもどる

基準

・うちの家でも使えるもの(付属レシピの食材がフランスでも簡単に手に入る)

・予算はEUR200まで

 いきなり高価なものを買っても、実際使ってみないとわからないはず

の2点をポイントに、情報収集しました。

 

 

情報源は、Amazon.fr(レビュー含む)、Google検索で、「時短調理器具」「レビュー」(autocuiseur test critique)などと入れて記事を読みあさりました。…で、その後選んだのはこれ!

 

 

Moulinex社の電子調理器

 

 

義理の母からもらった電子調理カッター(野菜をみじん切りにする機械)がこのメーカーのもので、しっかりしていると聞いていたので、安心感。また、Amazonでも売り上げトップの表示がついており、レビュー評価も高め。

 

メリット

・タイマー設定可

・機械にすでに組み込まれているメニューが100

・メーカー推奨の本家レシピ本あり

・圧力鍋、焼き、蒸し、茹で機能あり

 

デメリット

・値段が高く、EUR200弱 初期投資としては比較的高い印象

(パリのバザールと呼ばれる何でも屋さんでは、超基本的なタイマー機能なしの炊飯器がEUR40くらいで売られているので、それと比較してしまう…

 

注文はさくさくっと我らがAmazon にて。

火曜日くらいに注文して、土曜日にはもう届いてました。

 

 

使ってみて

まだ、主に焼き機能と圧力鍋機能しか使えてません…が、やっぱり便利!

 

良いところは、

パスタが時短、自動で茹で上がる!

野菜を蒸す時も、圧力鍋+タイマーで、その間に子どもとお風呂に入れる!

油が多く出るので敬遠していた鶏肉の料理ができる!

使う調理器具がこれ一つなので、食事後の後片付けがラク

(調理器の内鍋を食器洗い乾燥機に入れて終わり)

 

 

個人的にはそれほど気にしていませんが、あえて悪いところをあげると、

調理器そのものサイズが大きく、使用する時、使用しない時どちらも、収納スペースが必要。パリのアパルトマンの台所は一般的に狭く、コンパクトなので、他の作業をする時、地味に邪魔…

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また、台所でコンセントの確保が必要。うちは常時、トースターと湯沸かし器をコンセントにつないでいるので、このどちらかを都度外す必要あり。

特に、このお鍋には炊飯機能がないので、ご飯を並行して炊くときは機械を二台横に並べなければなりません。

 

 

 

今後の目標

まだ基本的な機能しか使えていないため、その他のメニューも挑戦したいです。特に煮込み系… ポトフとかBeuf Bourginion とか、冬の料理。

 

 

 

おすすめ度

★★★★☆

初めて大型の調理器具を使ってみました。

初期投資費用が高かったのですが、それがいい意味でプレッシャーとなり、週3くらいの頻度で使うようになってます。これからも設備投資費を回収すべく、使い倒したい。

 

 

失敗談

「時短」調理器とはいえ、初めて挑戦するメニューは、失敗したときのことも考えて、時間に余裕を持ってするべきだと思いました。

一度、鶏肉とグリーンピースのホワイトソースパスタを作ったらこれが大失敗。

内なべを付け忘れてパスタがカチコチになるとういう…むしろ危険。

子どもたちがおなかをすかせていたので、慌ててラーメンと冷凍ご飯で乗り切りましたが、こういうことはやってみないとわからないですね…

何事も勉強。

 

 

本家のレシピ本はこちら↓

 

ちょっと、あれ???っていうメニューも載っていますが、基本的なものが多いので、少しずつ、余裕がある週末などに挑戦してみたいと思います。

 

 

今日はここまで。

この記事が、フランスで時短調理方法を探している方の参考になれば嬉しいです。