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パリ在住10年フルタイムワーキングマザーの日常生活と頭の中

就職活動前に知っておきたかった話

 

今の職場に、半年の期限で、大学院生 やécole de commerce の学生さんが毎年二人、研修 stageで来ます。

彼らの話を聞いていると、自分が就職活動をしていた時にどれだけ視野が狭かったか!を、本当に思い知らされます。EU圏全てが自分が働く候補地になるなんて、純日本人にとってはびっくりですよ。実際にうちに来た研修生も、ドイツ、イタリア、スウェーデンフィンランドから来ている学生さんたちもいました。

 

 

そんな彼らを見ていて、自分自身をの若いころを振り返ってみると、本当に狭いフィールドで生きていたなあ、と思わせられます。

と同時に、老婆心からか、この「就職活動前に知っておきたかった話」をしたところ、わりと驚かれたので、記録したいと思います。

 

 

日本で生まれ日本で育ち、

インターンシップなど一切せず、

いわゆる一般的な、エントリーシート筆記試験→グループ面接→個人面接→役員面接…という、超典型的な「日本の」就職活動を経て

当時、志望していたエンターテイメント業界の上場企業に就職。

 勤務3年目にして海外出張に行くチャンスを得て、

米国カリフォルニアや、英国ロンドン、アジアはシンガポールに定期的に出張に行く機会に生まれました。

我ながらこれは本当に運が良かった!と今でも感謝をしています。

 

 

その後、今の主人と知り合い、初めて「自分で、自分がこれから暮らす国を選ぶ」選択をし、選んだのがフランス。

当時は若いこともあり、深く考えず、新しい土地、新しい言葉、新しい環境で、自分がどれだけやっていけるのかを試したい!と言う意気込みでした。

特に、フランスに対する憧れや思い入れもなかったのかよかったのか、その後10年近く住んでおります。

 

 

さてさて、偶然フランスで就職した職種が、エンターテインメント業界とかけ離れた金融業。

ここで実感している「就職活動前に知っておきたかった!」こと。

それはずばり、給与体系

 

 

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同じグループ内でも、カリフォルニアやロンドン、パリ、香港など、オフィスの立地によって多少の違いはあるものの、業界を変えた経験から言うと、やはり給与体型の違いが如実に表れるのは「業界の違い」ですね。

「金融業界」と「エンターテイメント業界」の平均給与の差を、強く感じます。

 

 

金融業、特にわたしが勤務している銀行の場合、対顧客業務は信用で成り立ち(いわゆる与信)、日々、間違ってはならない細かい数字をもとに判断を下します。マーケットでポジションを取るためににはライセンスや、金融商品に携わるためにある一定以上の勉強が必要とされており、いわゆるエリートの学歴を持った人がほとんど。

 

 

一方で、エンターテイメント業界は、信用と言うよりも、思いつきやアイデア勝負、やり方はひとまず、結果を出せればそれでよし!と言う雰囲気であったため、社内で一定数、エリートとはかけ離れた、いわゆるちょっと変わった人たちがいました。

 

 

 

この2つの業界を見て私が実感しているのは、「給与の上昇の速さ」

 

 

 

日本の就職活動を経た場合、よく

「大卒平均給与」や、「初任給(モデルケース)」として、公表されています。

この時点では、金融業、エンターテイメント業、それほど乖離は無し。

 

 

しかしその後、給与の上昇率の速さはかなり違っています。

 

 

新卒では同程度の額を給料としてもらっていたにもかかわらず、

エンターテイメント業界の場合は(世間的に大注目を浴びたり、社会現象を巻き起こすくらいの大ヒットを上げない限り)、ゆるやかに給与が上昇するイメージ。

一方、金融業では、一概に(要するに何も結果を出していなくても真面目に働いていさえすれば)給与は大きく上昇します。

 

 

この差が1020年経てば大きく開いていく事は目に見えています。

以下、Aが金融業、Bがエンターテイメント業界のイメージ。

 

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これは私がざっくりと感じている印象。

もちろん、業界の全ての組織がこうです!とは言いません。

概して、おおむね、という風に解釈ください。

 

 

エンターテイメント業界は、言葉は悪いですが、従業員の「好きなものに携われているだけで嬉しい」と言う良心につけ込んでいるのではないか。金融業は楽して儲けられる仕組み自体が、資本主義の根元にあるのではないか、と、考えています。

 

これ、知っていたら、就職活動の時に色々考えたのになー、と思います。(学生時代にこんなこと知ってたよ!っていう人はたくさんいたのでしょうが、わたしはこれほど大きいとは思っていませんでした)

 

 

コロナの影響で、自分自身を見つめ直す機会があり、わたしの場合、集中力がきっちり持つのが一日4時間程度が限度ということを身をもって実感しています。

 

 

一年の在宅勤務経験から、一日4時間は収入につながる仕事、その他はアンテナを高く張り巡らせて、読書なり、情報収集する時間があれば、わたしの場合、かなりハッピー度が高まることを身をもって感じています。

ここ数年で何とかして、自分をハッピーにしてあげるために、色々と整えようと考えているところです。

 

 

 

今日はここまで。

わたしと同じような考えを持っている方、また、まさに今就職活動中という方の目にとまれば嬉しいです。

 

 

 

家の購入の契約、進んでます!

また日を改めて、ご報告します。 

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