こんにちは◎
フランスで金融業界の正社員としてフルタイム勤務、
日仏ミックス2児の母ワーキングマザーのごまめです。
フランス、2023年5月のこよみは、日本のゴールデンウイークに負けておりません。
5回ある週末のうち、月曜祝日が3回!
木曜日祝日(よって金曜日休むと4連休)が1回!
いい具合に分散されて、計4日間の祝日が。
今月祝日多いのは嬉しいけれど、これをきっかけに計算してみました。
前から、うすうす感じてた「学校ない日が多すぎる問題」!
フランス公立学校は4半期(3か月ごと)に2週間の休み、
それプラス、夏の7月8月は 2か月の休みがあり。
フランスって、学校ない日が多すぎる~....
調べてみたら、フランスの義務教育の公立学校の授業がある日は
1年365日のうち、174日なんですって!
47.95% !
半分以下 !
ちなみに日本は、206日ほどらしい...
56.44% !
日仏の差8.5% !
もちろん、フランスの学校は、義務教育の幼稚園生から
朝8時30分から16時30分までを週4回過ごしてるので、
「学校滞在時間」を計算すれば日本と同じくらいになるのかも。
学校ある日が多いほうがいい!というわけではないものの、
フランスではただでさえ、13歳以下の子どもは基本、保護者の送り迎え必須。
また給食や放課後の学童がストライキで保護者が駆り出されることも多く、
直前になって仕事の調整をしなければならないこともあり。
夏休み、四半期ごと2週間の「学校ない日」。
子どもがいなかった時は、学校のスケジュールなんて全く気にしたことなかったけど、
2児の母となった今!
この「学校がない日」の段取りに頭を使います。
子どもたちには、お昼ご飯は何をたべさせようか?
雨の日用に家遊びセット準備し、
iPad と Netflix、Disney Plus 一辺倒にならないよう、
ある程度体を動かすための活動計画立てておいて。
あと、仕事どうする?会議スケジュールは?
お客さんとのアポイントある日ずらさなきゃ...などなど。
わたしの周りの仏人ママ友は教員や学校関係の仕事の人が多く、
意外と学童にがっつり通わせる家庭が少ないため、
我が家の子どもたちには「バカンス中の学童はいつもと違って、
仲良しの○○ちゃん、○○くんがいないから行きたくない!」と言われ、
フルタイム勤務であることに対し、勝手にじっとりと負い目を感じることもあります。
なぜ学校ない日を数えようと思ったのか、というと。
夏休み期間の学童保育の登録申し込み期限が
今月5月25日までなのです。
もうそんな時期か~としみじみ感じつつも
登録期限までに、
2か月分の自分と仏人旦那さんの在宅勤務スケジュールを決める
↓
家族で過ごす、
もしくは子どもがどちらかの親、義両親と過ごす休みの日を決める
(含む習い事、学童外の活動のスケジュールを確認)
↓
学童登録日を決めて登録
↓
学童でのオプション課外活動を決める(別料金、要プログラム内容確認)
という事務的、かつ兼ね合いに頭を使う作業が待っております。
学童のオプション課外活動は人気のものから順次早い者勝ちで埋まっていくので、
今週末に家族会議で予定を立てなければ...
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仕事に関しては、毎年5月は忙しい~
勤務日が少ないうえに、学校の休暇も重なり、同僚がそろう日が少なく
ちょっと相談したいこともなかなかスッと進まない。
...で、休暇明けはフランス外からの問い合わせ対応に追われ、
また長い週末を迎える~...というオチ。
学校ない日が日本に比べて多いのは事実ですが、
こういったフランス独自の文化背景を鑑みて、
職場でも一種の免罪符のように
「子どもが体調悪くて」、
「保育園から呼び出しがあって」、という理由で15時に帰る、っていうのは全然アリ。
わたしの職場では理解があり、
こういったケースで早退しても半休申請不要だし、
また在宅勤務が許容されてるので、コロナ前に比べると自由度が高くなりました。
その分、「よし!仕事がんばるぞ!」ってメリハリつけて頑張れる、と実感してます。
ありがたい限り。
今日はここまで。
フランスでの子育て愚痴ネタにお付き合いくださり、ありがとうございます。
同じような境遇の方の励みになればうれしいです。
おまけ
フランス人は休んでばっかりいるイメージとよく言われますが
それを払拭すべく書いたこちらのエントリもぜひどうぞ~
おまけその2
なんで5月に祝日が多いのか?
・5月 1日 Fête du travail メーデー
・5月 8日 Victoire des Alliés 1945 第2次大戦ヨーロッパ戦勝記念日
・5月18日 Ascension 昇天祭
・5月28日 Pentecôte 聖霊降臨
・5月29日 Lundi de Pentecôte 月曜日の聖霊降臨
記念日とカトリック教の集中してるから。
やっと暖かくなり、春を満喫する時期。
またそれぞれにする活動があるので(メーデーにはすずらんの花を飾るなど)、
それはそれで楽しんではいます。
フランスのいいところについてはこちらもどうぞ ↓