この前、社員食堂でフランス人同僚4人とランチしてた時、
目下大流行のビオ Bio(有機栽培、もしくは無農薬栽培された材料でできた加工食品)の話になり。
「パッケージや表示だけ信用しても、ほんとに有機栽培、無農薬なんかわからんよね」と正直なコメントをしたところ、
「あのアプリ、使ってないの?」
「ああ、あれ、めっちゃいいよね!」とおすすめされたのがこのアプリ!
Yuka(ユカ)という日本人の女の子の名前っぽいアプリ
なんと、一緒にランチしてた4人のうち3人がこのアプリをダウンロードしてる!
つまり私以外全員!
さっそくダウンロードして、買い物のときに使ってみました。
同僚たちのイチ押しだけあって、めっちゃ良き◎
使い方はいたって簡単で、
スーパーでバーコードをスキャン
すると、自動的に商品が読み取られ、スコアが即時に表示されます。
↑ 写真の、63/100 の部分
これは、Bon(良い)ということで、みどり印
…で、さらにもっと詳細を知りたい時は、そのスコアの部分をタップすると ↓
たんぱく質、繊維質、糖分、塩分、脂質のグラム数と、
使用されてる保存料などの情報が表示されます。
↑ この商品は、カロリーが高いけれど(オレンジ印)、
人体に影響がある保存料は限定的(きいろ印)ということ
この商品は、上の子も下の子も、学童に持参してるおやつだったので、一安心。
でもこの前安売りでかったチョコレートバーは、な、なんと…
驚異のゼロ!
0点ですよ0点!
まあ、糖分やカロリーが高いことは薄々気づいていたものの、
保存料などに、人体に影響を及ぼすものが3種類使われていたのは知らんかった!
もう買わない…
人体に影響を及ぼすもの、って何よ、と、赤印のところをタップすると ↓
E450(←もはや何なのかわからん時点で怪しい!)
香料
E322i (←上述と同様怪しい!)
そのほかにも、
「パーム油」が該当して、なんで「パーム油」が危険なのか、の説明がしっかり。
今までは、最近よく見かけるこの Nutri Score (栄養スコア)を基準に選んでましたが、
このスコアはどの商品にもついているわけではなく、
(実際に↑ のチョコレートバーのパッケージにはついてなかった!)
うちでよく買ってるこの2つのおやつは、何とかリスクがない商品のようで、
ほっと一安心
このブログは、「考えたこと」を記すブログなので、考えてみたら...
こういう「○○を完全レビュー」とか「正直にレビュー」「忖度なしに評価」って、
その昔、ネットが発達する前は、雑誌や広告でしか謳われていなくって、
正直なところかなりスポンサーの影響が入ってたんだろうなあ、と思います。
でも、ネットが発達してきて、ブログやTwitter で「イチ消費者」が商品をばっさばっさと口コミできる環境が整い、
しいては低予算でこういったアプリも開発→配信できるようになって、
テレビ番組の内容や雑誌の記事なんかは、消費者に
「スポンサーへの忖度考慮してます~」って言ってるようなもん、と考えました。
実際、最近わたしが何か買う時も、雑誌にでかでかと広告でてるものは謙遜しがち。
(「この宣伝広告費を賄うために、自分が払うお金が使われるのかも」、と思ってしまう)
逆に、今回のアプリのように、些細な会話や同僚からの情報のほうが、
なんぼか信用できる!
こんなにも、毎日毎日いーっぱい情報が氾濫してるくせに、
一回まわって、テレビや雑誌がない時代と同じように、
「モノを買う基準」や「モノへの評価」が近親者や個人発信の情報っていうのは、
とても面白い傾向だな~と思います。
フランスのUNIQLOで買う時も、
ひとまず日本のオンラインサイトでレビュー確認してから見に行くし。
そういえば、2年前の夏休みに大活躍したシェアリングレンタカーも、
フランス人同僚からのイチ押しがあったから。
2年前から、この傾向は始まっていたのか...!
〇おまけ〇
Yuka(ユカ)の由来をググってみたら、アプリ開発の初期メンバー3人のうちの1人がメキシコに由来のある人で、メキシコの地名 Yucatán からきてるそう
勝手に「日本人のYukaさんが作ったのかしら」と思ってたのですがそうではなかった。
今日はここまで。
フランスはストライキの時期。
今週もすでに、子どもたちの給食が1日ストライキでなくなるとの連絡が。
こんなことなら、日本のお弁当箱買ってくればよかった...
(いまはタッパーをお弁当箱代わりにしております)
あと、在仏日本人の間でのここ最近の目下の話題
「夏休みに日本帰る?」
うちはまだ決めてないんです!
隔離期間が解除されたこともあり、結構な割合で皆さん里帰りするようで。
はやくせねば...
今週にはチケットの見積もりをとること!と心に決めております。
どうぞよい一週間をお過ごしください。