フランスに来て11年目。
フランス語の書籍も敬遠することなく読めるようになってはいるものの、やはり、日本語の文章の方が頭に入っていくスピードが違います。
フランス語の勉強を目的として渡仏している場合であれば、
「日本語のニュースよりもまずはフランス語で読んでみましょう」
「語学の習得には、多読第一!」などと言われますが、
こちとら、小学生と幼稚園児をもつフルタイムワーキングマザーなもんで、時間が超貴重なんです。
里帰りのたびに、欲しいものリストに入れてたKindle本を1年分ダウンロードして、次の里帰りまでに何度も読む…というルーティンを数年してきましたが、ここ最近は日本に帰る見通しも立たず…
…で、以前からやってみたいと思っていたAudibleを試してみました。
結果、本当におすすめ!
迷っている方の参考になればと思い、以下にその利点をご紹介します。
日本のAudibleと品揃えが同じ
この事実を発見したとき、ほんとに衝撃でした。
Amazon.frで、Amazon.jpと同じように漢字で著者名を入れたら、
なんと大量に出てくるではありませんか!日本語版Audibleの本が!
こんな感じで ↓
『週刊東洋経済』もAudibleラインナップにあります。
Amazon.frのアカウントなので、
関連商品やら売り上げ上位はフランス語書籍が出てきますが ↓
時間のある時に、欲しいものリストに加えておけば
その下にちょうど出てくるので、不便は感じません。
返品が可能
Audibleは毎月 EUR 9.99-で 1コインが付与されます。
このコインを使えばどんな本でも1冊無料でダウンロードできます。
初月無料のお試し時期に、早々に1冊目を聴き終わって2冊目を正直に購入した経験があるのですが、調べてみると、みなさん「返品」システムをうまく利用されているのです。
聴き終わった本を「返品」すると、またコインがアカウントに戻るので、それで新しい本をダウンロードする、という流れ。
これで事実上「聴き放題」が可能。
並行して2冊以上の本を聴かないわたしはこの方法で十分です。
こちらを参考にさせていただきました!感謝! ↓
すきま時間の有効活用
いろんな方がおすすめの理由にあげていらっしゃるので詳細には述べません。わたしの場合、以下のような場面でAudibleを聴いてモチベーションをあげています。
・通勤中(頭がまだ元気な朝のみ)
しっかり頭を動かすために、ちきりんさんの本をよく聴きます。
・家事の時間
床にモップがけの時間、洗濯物を畳んでる時間、アイロンがけの時間など
・買い物に行く車の中
本を聴きながらであれば少し遠いところでもあっという間に到着!
・ヨガ、ストレッチ、縄跳びなどの運動時間
これも同じく。続きが聴きたくて前より長めに時間をかけることも。
※在宅勤務の仕事中にも試してみましたが、聴き流しできる本を選ばないわたしには向いていませんでした。
読み手がプロ
以前、iPhoneの読み上げ機能で、ロボット的なカクカクした読み方を経験していたので正直心配でしたが、全くの杞憂。
読み手がプロでとても良いです。
基本的に、男性著者=男性ナレーター、女性著者=女性ナレーター で、頭にすっと入ってくる。
感情豊かに読んでくれるのも◎
読み上げ速度が選べる
基本1.3倍速で聴いてます。
どんだけ急いでるねん、って感じですが、時間は貴重なので。
読み上げ基本速度1 で5時間半のボリュームなら、この設定で1時間弱は短縮できます(わたしの場合、週2の出勤で1冊聴き終えるペース)。
画面下部に速度設定、チャプターリスト、しおり、メモなどの機能があります。
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以下はおまけで、Audibleで不思議に思った点を…
不思議その1)収益はどうやって著者に還元されてるのか?
ナレーターを雇って配信設定して…と、コストがかかってるAudible。
返品制度を多用するユーザーがいても、ちゃんと著者に収益が還元されているのでしょうか。
不思議その2)Kindle本でできないことがAudibleではできる?
海外在住のKindleユーザーとして、Amazon.frで購入できる和書Kindleのラインナップの少なさを知っていたので、Audibleも同じと思ってました。
…が、冒頭に書いたように、AudibleはAmazon.jpと同じラインナップ。
Kindle本ではできないことがAudibleではできるんでしょうか。
恐らく印税や国をまたぐ著作権ルールがネックでKindle本ではできなかったことは、Audibleではできるんでしょうか。
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ネットで日本語の記事をタイムリーに読むことができても、
やっぱり書籍から学ぶこと、考えるきっかけを与えられることは多い。
日本語の本を耳読して家事、SpotifyでJ-POPを聴きながら在宅勤務!
海外生活がますます日本化していってます。
とはいえ、日本語一辺倒にならないように!
フランス語もブラッシュアップしなければ
フランス語の資格試験を受けた経緯はこちら ↓
今日はここまで。
Audibleに興味があるけどまだ試せてない、という海外在住の方、わたしと同じく時間が貴重!と思っている方の参考になれば嬉しいです。